【エッチ小説】服は汚さないから、精液、ゴックンさせて?~卒業直前、制服の、彼女。(3話)
「んっ、んくっ、んっ……っ、」
僕の男根を深く咥えた彼女が、少し息苦しそうに、リズムに合わせて声をあげる。
舌がねっとりと絡みついて、柔らかく、包み込んでくる。
……暖かい。
「くぅ…っ、んっ、んっっ……!」
僕は彼女の頭を押さえる手に力を入れていないのにも関わらず、彼女の頭が、僕にくっ付いたり離れたりを繰り返している。
徐々にその速度を増していき――、
「んっ……んっ!」
唇に、甘い力で吸い付かれる。
まずいっ。
思った瞬間、僕は咄嗟に彼女の頬を両手で包み込み、
「っはぁっ!」
きゅぽっ、と音がして、彼女の濡れそぼった唇が、僕のソレを解放する。
――すっかり、僕のも、濡れそぼってしまっていて。
光に彼女の唾液が、きらきらと、糸を引いている。
「……やっぱり、ダメだって」
乱れそうになる息を無理やり整えて、僕は意識して声のトーンを落とした。
……もう少しで、イってしまう、ところだっただなんて。
うっかり彼女の口の中に出してしまいそうになっただなんて。
彼女のためにも、節度を守らなければいけないのは僕の方なのに、
汚しちゃったら、どうするんだ。僕は。
「卒業するまではさ、ダメ、って言っただろ。ちゃんと卒業したら、」
「……飲んで、みたいの」
ズボンの中に無理やりソレを仕舞い込もうとして、でも、そんな姿を見られるのもなんとなく恥ずかしくて、背を向けようとした僕を、彼女はぐっと両手で押さえると、
「先生だって、イきたいでしょ……?」
「だから、そんなこと覚えてきちゃダメなんだって、」
「ね、服、汚さないようにちゃんとするから、お願いっ」
「ちゃんとするって、何を、」
「フェラチオ、の、続き」
言うなり彼女は、制服のボタンに手をかけ、一瞬で前をはだけさせてしまう。
露わになった、白い下着。
柔らかい胸の谷間に、視線が奪われる。
「先生っ、大好き」
ふわり、と甘く微笑むと、再び僕の男根に舌を這わせる。
ぞくり、とした。
立っているのがやっとのほどの、下から上に突き抜けるような、甘い痺れだった。
ちゅぷ、ちゅぷ……と音がして、僕は彼女を止めなきゃいけないはずなのに、されるがままで、彼女の髪の毛を撫でていた。
本当に経験が無いのが信じられないくらい、こっそり、誰かで練習してきたんじゃないかと思うくらい、愛情に溢れた、心地よい"愛撫"だった。
僕も色々どうでもよくなってしまって、快楽の波に身を任せてしまう。
「んんっ……っふ…ぅ、」
彼女の胸を包む下着の留め具をそっと外してやると、彼女の僕を吸う動きに合わせて、程よい大きさの胸がふわふわと揺れる。
薄くついている下着の跡に指を這わせると、彼女の背筋がゾクゾクと震えるのがわかった。