【エッチ小説】とめどなく逆流する愛液と精液~院内恋愛、看護婦の彼女。(15話)
むずむずする。
くすぐったい。
ヴヴンっ……という音がしきりに私の頭の先までをも震わせる。
「看護婦さん、大丈夫ですか?」
「だっ、……大丈夫、ですよっ!」
下着がどんどん、びしょびしょに濡れていくのが嫌でもわかる。
今にも床に膝を付いてしまいそうになる。
「ねぇ、なんか変な音、しない? ブーン……、って」
病室にいる、誰かがそんなことを口にした。
【エッチ小説】院内恋愛、看護婦の彼女。(15話)
私は唇を噛んで、何度も息を飲み込む。
今にも喘ぎだしてしまいそうになる――、
恥ずかしい。
恥ずかしくて、たまらない。
誰かに気づかれたら、どうしよう、なのに、
先生の悪戯は、止まらない。ヤめて、くれない。
くぽっ……とまた、膣から空気の漏れる音が、私の耳に流れ込んでくる。
「変な音?」
「誰か携帯の電源、切り忘れてる人いるのかな」
患者さん同士が、ひそひそとそんな話をしているのが聞こえてくる。
私は残る理性を振り絞って背筋を伸ばすと、
「もうすぐ、夕ご飯ですから!」
「あ、看護婦さ――、」
「また、来ますねっ!」
振り切って、急ぎ足で廊下に出る。
きっと変だ、って思われてしまったけど、あれ以上あの空間にいるよりは絶対マシに違いなかった。
歩く時に、両膝を擦ってしまう。
物凄く内股気味で、廊下を小走りしていると、時折足が縺れそうになる。
「お疲れさ――、」
後輩の挨拶も全く無視して、私は急いで、どこでもいいから走り続ける。
先生のリモコンの指令が届かない所へ。
きっと離れれば、私の下半身で細かく震える二つのバイブは、止まってくれるはずだった。
なのに、
「どうして……!」
走っても走っても、刺激が、止まらない。
ローターが、私の膣の奥ではがぐじゃぐじゃと泡立ち、後ろの穴ではヴウン……と低い音を立てている。
どろり、と、またアソコから、液体が流れ落ちてくるのがわかる。
何もわからずふらふらと走っていると、いつの間にか私は、廊下の突き当たりにいた。
「いやぁ……」
思わずその場に崩れ落ちて、床にへたり込むと、床にぶつかったローターがもっと奥まで押し込まれ、私は二度と立ち上がることすらできなくなってしまっていた。
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