【エッチ小説】ぬぽぬぽと、女性のアソコを指で広げる彼女~先輩と後輩の、カップル。(6話)
――そんなの、わかってる。
濡れそぼった彼女の秘部。滴り落ちる蜜が、何を誘惑しているのかなんて、訊かなくても、わかるに決まっていた。
でも。
「あっ……はぁん……っ」
見上げるソコからは、甘い香りがしてくるようだった。
古びた建物の篭った空気に混じる、場違いな女の喘ぎ声と、女の、香。
片足を床に、片足を貸出カウンターに踏ん張ったまま、彼女は白いワンピースを振り乱しながら、自慰、オナニー、を続ける。
白い指先が出入りする度に、じゅぷじゅぷと白く、泡立ってゆく。
彼女と、目が合う。
俺は彼女の蜜が絡んだままだった自分の人差し指を、これ見よがしにぺろり、と舌を出し、舐めとった。
「んっ!」
息を飲んだ彼女の指が、二本に、増える。
気持ちいい?
我慢できない?
訊いても返事もできないくせに、
「――そんなんじゃ、ずるいな」
俺は立ち上がり、そっと彼女のワンピースの肩ひもを解いてやった。
そうして、スカートの裾を両手で掴む。
「あっ、だ――めっん!」
そのまま、上へ、上へとまくり上げてゆく。
彼女が自分の秘部を弄るのとは逆側の肩から脱がせ、首から抜いてやると、丁度オナニーする腕にワンピースがかたまって引っかかった状態になる。
同じように、ブラジャーを外した。
真っ白な身体が、古びた図書館の中で露わにされる――。
「そ……んっつ、なぁ、んっ――はぁっ、」
三歩ほど大仰に後ろに下がって、彼女を見下ろす。
その光景はもう、変体、痴女、以外の、何物でも無くなってしまっていて。
――可愛い。
余計に、いじめたくなってしまう。
「みなっ、い、で、んっ!」
くぽっ……と、水音が糸を引く音が響き渡る。
それは、彼女が二本入れた指で、アソコを広げた音。
彼女の秘密の場所に、空気の入り込む音、だった。