【エッチ小説】はじめての、バイブフェラ~大学生チャットレディ。(8話)
彼に命令されるがままに、バイブに、手を伸ばす。
「こっちを向いて、ベッドに座ってご覧」
まだ息も整わないまま、ウェブカメラの方を向いてベッドサイドに腰かける。
「バイブの先っぽを、舐めて」
「えっ……?」
「ほら、ちゃんと、舐めて」
戸惑いながら、舌を出す。
水色のバイブの先をぺろりと舐めると、つるつるとしていて、味のしないキャンディーみたいだった。
「それがこれから、君の中に入るんだ」
言われて、ドキっとする。
そういう……ことなんだ。
「ちゃんと舐めておかないと、痛くなっても知らないよ? もっとヨダレを垂らして、ああ、それから――、」
パソコンのマイクから、かちゃかちゃ、かさかさ、という音が聞こえてくる。
すると、
「そのバイブを、僕のココだと思って」
ココ。
その言葉にパソコンの画面を覗くと、彼の下半身で、ぴょこっと立っているモノがある。
時折ぴくんっ、と脈打ちながら、揺れている。
「歯を立てないで、深く、咥えて」
それは――、
そりゃあ、こういうアダルトおっけーなチャットレディをやっていれば、見たことが無かったわけじゃないけど。
でも、それをソレだと思って見るのは、初めてといえば、初めてで。
「ほら、早く……」
バイブに視線を落とす。
これを、彼のモノだと思って……、それってつまり、フェラ、って、こと?
「今度は僕を気持ちよくして」
彼の手が、彼のモノに添えられる。
私もバイブを深く咥え、口の中で唾液を絡めながら、舌で舐めとってゆく。
「っ――んっ、はぁ……っ、」
なぜだろう、そうしていると、自然と息が荒くなるのがわかった。
上手く息継ぎができなくて、バイブを握る手に、唾液が垂れて、私の指をびしょびしょに濡らしてしまう。
バイブを胸の位置で押さえ、頭を上下に動かすと、彼も画面の向こうで自分の手を上下に動かし、自分のモノを摩っているのが見えた。